アラフォーママの体臭(足・脇など)についての雑記帳

二人の子供を育てるアラフォーママです。最近、足や脇の匂いが気になりだしました。体臭について学んだことをメモする個人的な雑記帳です。

いろいろな靴のニオイ対策

ヒールのあるパンプス

こちらの記事で、「足のニオイが強烈な場合、たいていは靴のニオイが強いことがほとんどである」という話をした。

なぜ足汗で足が臭くなるのか?その原因や理由について

だから、足が臭いと悩んでいるなら靴のニオイ対策をしっかり行なわなくてはならない。

ここでは効果的な靴のニオイ対策についてまとめてみた。

まずは「洗う」

すでに靴が匂っているならまずは水洗いする。このとき100円ショップに売っている靴専用の重曹粉末が効果的。

これをバケツに入れた水に溶かし、そのなかに30分ほど靴をつける。

そのあと洗濯洗剤などで水洗いする。このときあまりゴシゴシ強く洗う必要はない。靴が傷んでしまうからだ。

洗浄後は日に当ててしっかりと乾燥させる。特につま先部分など奥まったところはしっかりと乾燥させること。

たいていはこれだけでニオイが取れるはずである。

洗えない靴の場合

靴に除菌スプレーをする女性

女性が履く靴の場合、たとえばパンプスなどは素材的に洗えなかったりする。

そんな場合は、水を使わずに靴内部のニオイ菌を殺菌をしなければならない。

ここで活躍するのはアルコール入りの除菌スプレー。アルコールには殺菌作用があるため、靴内部に付着した雑菌に効果的なのである。

仕事を終えて帰宅したら、一日履いた靴の中にスプレーを吹き付ける。また、朝出かける前にもシュッとスプレーしておくとより効果的。

ただ、一足の同じ靴を毎日履き続けていると、いくら除菌スプレーをしたところで無駄である。

というのは、同じ靴を履き続けるということは、同じ靴下を洗わずに履き続けることと同義であり、除菌が追いつかないためである。

靴は複数をローテーションさせる

上記の理由から、靴というものは複数用意して毎日履き替える必要がある。いわゆる靴のローテーションである。

仕事のパンプスならば3足くらい用意して、それを毎日かえて履くべき。こうすることで、靴を休ませる時間と除菌させる時間が取れるため、ニオイのしみ込みを回避できる。

先ほども書いたとおり、一足の靴を毎日履き続けるというのは、同じ靴下を洗わずに履き続けることと同じ。

臭くなって当たり前である。

逆に言えば、一足の靴で臭わせないためには毎日洗わなければならないわけで、それは現実的に不可能であろう。

専用の消臭剤を使う

靴の消臭剤

靴のニオイがきつ過ぎて、洗っても除菌スプレーしても解決しない場合は、専用の消臭剤を試してみる。

海外製の商品には、かなり効果が強い消臭剤がある。

たとえば「グランズレメディ」は靴の中に入れる粉末タイプの消臭剤だが、一度ニオイがしみ付いてしまった靴でも消臭できると言われている。

とてつもなく臭い場合は、こうした専用品も視野に入れてみよう。

あきらめて捨てる

もう何年も履き続けていて臭いし、特別な思い入れもないというのなら、潔く捨ててしまおう。

そして新しい靴を買い、上で書いたことに気をつけながらその靴と付き合っていけば、以前のように靴が臭くなることはないのである。

 

夏より冬の方が足汗が多い

ブーツで歩く女性の脚

暑い夏よりも、寒い「冬」のほうが足汗をかきやすいという女性は多い。

足先がキンキンに冷えているのに、足の裏は汗でじっとり湿っているため辛いのである。

なぜ暑くもない(むしろ寒い)冬に足汗をかいてしまうのか?

足の裏に温熱性発汗は起こらない

基本的に、人間の汗というのは体温を下げるために出現する。いわゆる温熱性発汗と呼ばれるものである。

気温が高くなったり運動したりして「暑い!」と感じると、汗腺からは汗が出てくるが、これは体温が上がりすぎないようにするための生理反応である。

というのも、人間は体温が上がりすぎると生きていけないから。

体表面に汗という水分を出すことで、それが蒸発するさいに体表面の熱を奪ってくれるから体温上昇を防げるのである。

ところが、足の裏(と手のひら)は温熱性発汗が起こらない箇所ということがわかっている。

つまり「暑い!」と感じても、足の裏(と手のひら)からは汗は出ないのである。

でも、足の裏の汗で悩んでいる女性はとても多い。

これはいったいどういうことなのだろうか?

緊張時に汗をかく精神性発汗

ロープを渡る男性

実は、汗をかくのは温熱性発汗だけでなく精神性発汗と呼ばれるものがある。

精神性発汗というのは緊張したときやストレスを感じたときに汗をかくことをいう。

「手に汗握る」なんて言葉があるが、これこそまさに手のひらに精神性発汗が起こっている状態なのである。

足の裏も同様で、緊張したりストレスを感じると汗をかく。つまり足の裏(と手のひら)は、温熱性発汗が起こらないかわりに精神性発汗が発生するのである。

だから足の裏の汗に悩まされるわけだ。

仕事をしている女性は、つねに緊張感にさらされている。上司や他社員への気遣い、ミスしちゃいけない、売り上げを上げなくちゃいけないというプレッシャーなどなど。

こうした緊張感により足の裏からはじわじわと汗が出てしまうのである。

精神性発汗は季節に関係ないのだから夏でも足汗をかくはず?

しかし、これでは夏より冬の方が足汗が多い理由にはならない。

なぜなら季節に関係ない精神性発汗は、夏だって同じように発生するはずだからである。

一年を通して同じ職場で働き、同じようなプレッシャーを日々感じていれば、夏だろうが冬だろうが同じように精神性発汗は起こるはずである。

しかし夏よりも冬の方が足汗は多いし、臭いもきつい。

この謎を解明しないと、冬の強烈な足汗は説明がつかない。。。

仮説

足先の「冷え」がストレスとなって精神性発汗を引き起こしているのではないか?

 

夏には感じない強烈な冷え、不快な冷えがストレスとなり、精神性発汗のトリガーとなっているような気がする。

この仮説については、今後もうちょっと掘り下げていく予定。

なぜ足汗で足が臭くなるのか?その原因や理由について

ハイヒールの女性

【足汗の悩みはニオイの悩み】と言えるほど、足汗が多いと足が臭くなります。

ここではなぜ足汗が多いと足が臭くなるのか?その原因や理由をまとめてみました。

足汗で足が臭くなるメカニズム

  1. 足自体が臭い
  2. 靴が臭い

汗をかくからニオイが発生する。それはまあ当たり前なのですが、そのメカニズムを再確認しておきましょう。

1.足自体が臭い

女性の足とパンプス

そもそも汗自体は無臭であり、特別ニオイはしません。

ところがこの汗に角層(=垢)が混ざることで皮膚に存在する常在菌や雑菌のエサとなり、分解臭として足のニオイが発生するのです。

また足の裏は汗腺がとても多い部位であるため、汗の量も当然多くなります。※足の裏に皮脂腺はないため皮脂は出ません。

この汗が皮膚の角層をふやけさせるため、足の裏はつねに湿った状態となります。

くわえて靴を履くことで中は密閉空間となり、温度・湿度ともに高い状態に。

これはもう皮膚常在菌にとっては非常に快適で活動しやすい環境といえます。

また水虫の原因菌である白癬菌(はくせんきん)が角層内に住み着くことがあるように、足の裏に角層がたまっているとニオイもどんどんと蓄積されます。

つまり角質除去をしていない足の裏は、ニオイが強くなる傾向があるのです。

こうした足の裏に汗が供給されることでどんどんと足が臭くなることに。これが1.ですね。

2.靴が臭い

つづいて2.の靴が臭いケース。

靴というのは衣服と違って毎日洗うことはほぼないと思います。ということは、足から剥がれた角層や汗が付着しており、悪臭を発生しやすいわけです。

特にブーツなどは形状的に雑菌が繁殖しやすく、玄関に一晩置いただけではニオイはなかなか消えません。

着古したTシャツのワキガ臭が取れないように、靴もまた一度しみついてしまった強いニオイはとてもしぶといもの。

こんな靴を履き続けることで、ニオイはどんどんと蓄積されてしまうのです。

原因としては靴が臭いケースが大きい

臭いパンプス

足のニオイが強烈な場合、たいていは靴のニオイが強いことがほとんど。

というのは、多くの人は毎日お風呂で足を洗い流すはずだからです。

足のニオイは毎日リセットしていても、先ほど書いたとおり靴を毎日洗うことはまずないと思います。

こうして靴に悪臭が蓄積され、それを履いた足にニオイが移って足も臭くなる。

ということは、靴を洗えば完全ではないですが足のニオイもほぼ消えるといえます。

ただし、角質がたまっていたりすると角層内にニオイが蓄積していますから、足を洗ってもニオイが取れないことがあります。

ですから足のニオイ対策は、靴の臭さ+足の臭さの両輪で考える必要があるのです。